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廃車の引き取り〜手続きまでを業者に依頼する場合、注意すべき点は5点です。

  1. 自動車解体業の許可を持っているかどうか
  2. 還付金の返金対応は?
  3. 廃車証明書の発行は?
  4. 解体費用は無料?
  5. キャンセル料の有無

 

ポイントもし、廃車専門業者に依頼し、引き取りから手続きまでを任せる場合は上記5点を確認
ポイントまた、解体業者へ車両を直接持ち込み、かつ手続きは自分で行う場合は、上記1と4の確認を行って下さい。

まず、第一に自動車解体業の許可の確認です。


自動車解体業の許可のある業者を探すには、自動車リサイクルシステムで検索するのが一番確実です。(全国対応)

 

ポイント自動車リサイクル法関連事業者一覧で検索する

(別ページに移動します。)

検索方法は簡単です。
(1)業の選択欄では、解体業者を選択。

(2)自治体の選択欄では、お住まいの区域を選択。


以上で、検索をクリックすれば、解体業者の事業者名や住所・電話番号が一覧で表示されます。
業の種類は4種類ありますが、簡単に言うと、
ポイント解体業者とは自社一環で自動車のリサイクルを行える事業者です。
ポイント引取業者は、上記の解体業者に車両を引き渡す業者を指します。
(フロン回収業と破砕業は個人には関係無いため割愛します)

質問この自動車リサイクルシステムって何?

  • 引取業
  • フロン回収業
  • 解体業
  • 破砕業(はさい)

許可がある業者は上記のリサイクルシステムに登録する決まりとなっています。

 


解体業者の探し方は、電話帳やネットで適当に調べて、一から順に電話をかけていくのではありません。
注意許可の無い業者に依頼すると、名義変更無しかつ不法投棄、手続きを踏まず海外輸出される可能性がゼロではないため、最低限、許可の有無だけはご確認ください。

 

次に、還付金の返金を行ってくれるかどうか?


車を末梢登録(廃車に)した場合、

必ず還付されるものです。


ポイント還付金の詳細や計算方法は、廃車にする際には知っておきたい還付金制度をご確認ください。
要は、この還付金を誤魔化したり、あやふやにする業者(手続き費用で相殺だとか、解体費用で相殺だとか)そもそも説明すらない業者は、キッパリお断りし他の業者に依頼して下さい。


実際に、ディーラーの下取りや中古車屋の買取でも還付金以下の金額で引き取る店舗も多いです。
指差しチェック現在の車両価値にプラスして還付金も返還してくれる業者なら、実績のある廃車買取の専門業者ランキングを参考にして下さい。

 


次に、登録抹消の書類を送付してくれるかどうか?


業者に廃車依頼したのち、末梢手続きが完了したのかの確認方法を探されている方が多いのでこの点も要チェックです。

注意もしも、依頼業者が抹消登録を行わず、名義変更しか行っていない場合は自動車税の還付は受け取れません。
(反対に自治体から還付金のお知らせが届けば廃車手続きを行ったという事になります。)
さらに名義変更すら行っていない業者だと翌年、税金の督促が来てしまう場合も実際にあります。

対処法として、廃車手続きが済んだかどうかは、下記3つの確認方法でチェックして下さい。


  1. 登録事項等証明書の発行を依頼する方法
  2. 現在登録証明をご自身で請求する方法
  3. 自動車リサイクルシステムで確認する方法

 


指差しチェックまず一つ目は、登録識別情報等通知書のコピー、もしくは、登録事項等証明書(1件300円)を発行してもらう事が一番確実です。
ポイント登録識別情報等通知書(一時抹消時)
登録識別情報等通知書
(登録識別情報等通知書とは、一時抹消後に運輸支局から所有者に交付される書類です。)
見る箇所

  • 廃車を依頼した車両である事、(車両番号や車名から確認)
  • 赤枠部分が依頼した業者名である事
  • 備考欄が一時抹消登録と明記されている事

となっていれば、業者に名義変更後、該当車両が廃車登録されたという事になります。

 


ポイント登録事項等証明書(永久抹消時)
登録事項等証明書
(登録事項等証明書は、車の登録状況を確認するための書類です。)
見る箇所は、備考欄の赤枠部分が永久抹消登録済となっていれば廃車手続き完了済みです。
ポイントどちらの書類でも問題ありません。名前が長いので、業者と契約する前に『廃車後には証明書を下さい。』とお伝えして下さい。

 


指差しチェック廃車手続き完了の確認方法2点目として、運輸支局にてご自身で現在登録証明を発行してもらう方法もあります。
運輸支局で請求に必要なのは、

  1. ナンバー全ての番号と車体番号の下7桁
    (もしくは車体番号全ての番号全て)
  2. 身分証明書
  3. 書類の発行代
    (現在登録事項等証明書は300円、詳細登録事項等証明書は1000円ですが、現在登録の請求で、廃車登録されているかは分かります。)

1.の番号は、車検証に記載されているためコピーを取っておきましょう。

 


指差しチェック最後の3つ目として、『自動車リサイクルシステム』のホームページで処理状況を確認できます。


ポイント検索は、ホームページ中段右側にある【使用済自動車処理状況検索ボタン】をクリックで始めれます。
ポイント検索方法は、上記のボタンの下に【検索方法】というリンクがあるので、そちらを参照して下さい。

全ての情報を入力するためには、車体番号もしくはリサイクル券番号が必要になるため、

  1. 車検証
  2. リサイクル券

の書類を業者に渡す前にコピーを必ず取っておいて下さい。

 


全ての情報を入力し、検索をクリック後、『使用済自動車として登録してあります。』と表示されれば車両の解体済みとなります。
注意ただし、この確認方法は、車を解体したかどうかが分かるだけなので、廃車手続きまで完了したかどうかは不鮮明です。)
よって、一番確実なのは、一番上に記載した、登録事項等証明書を手続き後に業者に発行してもらうよう、直接依頼するのがおすすめとなります。


注意これぐらいの事をしてくれない業者には頼むべきではありません。
ましてや、縁もゆかりもない業者に頼む場合は、引き渡し後にしっかり手続きが完了したかどうかは誰でも不安になるものです。
業者によっては、実は売れる車だったと、名義変更して売却する可能性はゼロでないので、必ず書類と車体を業者に引き渡す前にご確認ください。

 


解体費用は無料です。


注意今では、あまり聞きませんが、廃車の解体費用を請求する業者も存在する場合もありますので、念のためご用心下さい。
ポイント現在はリサイクル法により、リサイクル料金は先払い(預託)となっています。
つまり、リサイクル券をお持ちであれば解体費用は不要です。
ポイント仮に、リサイクル券を紛失している場合も、支払っていれば自動車リサイクルシステムに登録されており2度支払う必要もありません。
リサイクル券を紛失時の対応はこちらのページを参照して下さい。

 


キャンセル料の有無


注意キャンセル料が発生するのは、

の車両にもかかわらず、契約後にキャンセルした場合です。
(契約後のキャンセル料の有無は業者により異なります。)
契約は口約束でも成立するため、依頼する気持ちがあいまいなら返事は保留にして下さい。
他業者との査定比較をしている場合では、『もし依頼する場合は後日連絡する』とお伝えして下さい。
指差しチェック依頼したけど、やっぱりあっちの方が買取額高かったからキャンセルでは、車屋さんにとって迷惑でしかないため控えましょう。

 


◆廃車では無く、買取すると言われた場合


もしも、買取が可能であった場合には、車体価格とリサイクル券の記載料金を頂戴します。


上述の還付金(重量税、自賠責、自動車税)は、買取額に含まれる場合が多く、基本的には戻ってきません。こちらは各社により対応は異なります。


また、代金は車体の引き渡し時では無く、必ず名義変更書類と引き換えに頂戴します。


手続きが終了したら、車検証のコピーをもらうようにして下さい。
(名義変更されている事を確認します。)


指差しチェック業者は、事故車・過走行車・低年式車でも何かしら利益を上げれるから引き取りを行っています。
どんな車でも査定に出す事に遠慮する必要はなく、しっかりと買取金額は調べるようにして下さい。


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